5月頭の2週間ほどレンティル地方のポケモンたちの生態調査に明け暮れていたため、そろそろガラルに戻ってダブルバトルを思い出そうとしたのが1週間ほど前だっただろうか。とりあえずマスターボール級までの道のりは付き合いの長いツンデツンデ軸で勝ち上がった。
降格の心配がないマスターボール級からは新しい構築に挑戦してみようというわけで、最近隠れ特性個体が手に入ったジジーロンに注目。
ジジーロンの特徴をざっくり挙げると、
- C135-S36の鈍足高火力、耐久は並程度
- ノーマル・ドラゴンの固有タイプに、範囲の広いサブウェポンを備える
- 希少な特性「ノーてんき」。特に「てだすけ」と両立可能なのは他にベロリンガ、ベロベルトのみ。
特に3つ目の特徴から、こう考えた。
「ジジーロンを採用することで、構築内において高火力トリルエースの役割と、味方高速エースの補助を兼任させられないだろうか?」
フシギバナが大流行している現在、ノーてんきの活躍の場は充分だろう。トリパを組むならひさしぶりにブリムオンを使いたい。そう考えながらまず組んでみたのがこちら。
ミロカロスの持ち物は達人の帯だった
とりあえずブリムオン+イエッサン♀、初手からジジーロンの手助けを受ける高速エースとしてクリアボディのドラパルト、ガエンランドやバークアウトへの抵抗としてミロカロス、トリパミラーに強いウーラオスと取り揃えていった形。
・戦績
勝率約5割で4000位前後をウロウロする感じ
・反省点
①トリル選出のパワーが弱い
……トリル選出の面々が特殊アタッカーに寄っている、フェイントがない、鋼が重いなどの理由で、せっかくトリルが通っても光の壁、まもる、ダイアースをされるうちにできたことはテンバツの混乱を入れたくらい、のような試合が多かった。
②ブリムオンのタスキが腐り気味
……心配性なのでトリルを確実に通すべくタスキにしていたが、H振りブリムオンはそんなにヤワじゃない。タスキが生きる場面よりもタスキ以外が生きる場面の方が多いのかもしれない。
③環境に悪タイプが多い
……きつかったのはガラルファイヤーと一撃ウーラオス。構築段階ではブリムオンがフェアリータイプであることから深刻にとらえていなかったが、なるほど相手視点からすれば初手トリルだろうがドラパルトだろうが悪タイプは積極的に選出できる。
見えてきたパーティの改善の余地としては「トリルに依存しすぎない」「ブリムオンの持ち物を変更」「悪タイプ対策を厚く」といったところ。そしてできたのがこちら。
突破力に不安のあるブリムオン+イエッサン♀よりも、手ごたえのあったドラパルト+ジジーロンの初手を本命にし、タスキをウーラオスに譲り、悪タイプ対策としてニンフィアを採用した。
・戦績
負け越し 10000位台へ突入
・反省点
①ドラパルトが勝てない相手には絶対に勝てない
……初手を固定しすぎた弊害。思考停止でジジーロン+ドラパルトを選出して、相手のダイマックスに返り討ちにされることが多発した。
②悪タイプに勝てない
……ニンフィアを採用すれば悪タイプ対策になるだろうと楽観的に考えていたものの、具体的なニンフィアの運用を考えていなかったために、結局うまく機能せず悪タイプには勝てなかった。
反省点の数こそ減っているもののどちらも致命傷であり心も折れた。不貞腐れて寝ていたある夜、布団の中で思いついたのがバンドリと組み合わせること。基本はバンドリ、威嚇には負けん気ボルトロス、他天候パーティにはジジーロン+ドラパルトという面々で固めれば強そうだということに。
ラスト1枠には、高いサポート性能に加えていつでもどこからでも一撃ウーラオスをワンパンできるキュワワーを採用。
・戦績
……現在、勝率5割程度で10000位前後を推移
・現況
①初手ダイマックス展開になりがちで、まくられやすい
②持ち物がこれで合ってるのかわからない
③そもそもバンドリの使用経験が浅く、ダメージ感覚や運用方法のノウハウが足りない
出口が見えない。ダブルバトルってこんなに難しかったっけ……?
レンティル地方に帰りたい