注:この記事は筆者が自分なりに「勝ちたい」という思いをもってこの構築を使用し、それをここに記録するものです。しかし、ポケモンの記事に真摯さと実力を期待している方は、この記事ではご満足頂けないと思われますので、読まないことをお勧めします。お気楽に読んでいただければ幸いです。
マスターボール級の約10000位程度から使用
→14勝7敗、だいたい4桁後半順位に落ち着くくらい
平均種族値470.8である
・構築経緯
白バドは強いけど威嚇がきつい
→白い霧を展開してデバフ無効の状態で白バドを暴れさせよう
→すいすいニョロモでの展開が一番うまくいきそうだ*1
→一旦完成【竜王ダブル】白い霧ニョロモ【序章】 - ガラナガーデン
反省点
→今回の構築が完成
・個別解説
バドレックス(はくばじょうのすがた)@じゃくてんほけん
勇敢H252-A252-D4、最遅
……氷技半減の相手にサブウェポンで抜群をとることを重視した構成。2月頭から構成は一度も変えていないが、ダイソウゲンを撃つ場面はかなり多い。勝ちも負けもこいつ一体がどれだけ暴れられるかに懸かっている。
リオル@進化の輝石
慎重H252-A4-B52-D172-S28
……物理方面はA特化珠霊獣ランドロスの地震(ダブル補正)耐え、特殊方面は臆病眼鏡黒バドのアストラルビット(ダブル補正)耐え、オーロンゲを抜きたい*2ので残りをS振り。
ダイウォール→まねっこによるトリル展開は勿論、優先度+1コーチングも白バドと相性抜群。個人的にはフェイントは必須技と主張し続けたい。トリルターンが足りないと嘆くあなたにフェイントをオススメしたい。
ツンデツンデ@シュカのみ
勇敢H252-A252-D4、S実数値最遅+1*3
……全国ダブルの頃から同じ型で、リオルと組ませて使っていた。技構成もおそらく最も一般的なもの。全国ダブルの時と異なるのはダイマックス機会が少ないこと。そのため要塞化して詰ませるルートはとりにくくなった。
ウーラオス(いちげきのかた)@こだわりハチマキ
陽気A252-D4-S252
……裏からウーラ出して(激ウマギャグ)不意打ちでぜんぶ縛って勝ち!みたいなポケモン。相手がトリルパだった場合は、相手のトリル要因をぶっ飛ばすべく初手から積極的に繰り出す。
ニョロモ@きあいのタスキ
せっかちS252、最脆ではないが個体値やや低め
……白い霧を展開するポケモン。ねこだましを守るでかわしつつ、攻撃を受けてさっさと退場するか、放置されたらがむしゃらと催眠術で荒らす。あくまで白い霧の展開が役目なので、欲張ってはいけない。
サムネ用
ペリッパー@こだわりメガネ
冷静H252-B4-C252、最遅
……雨を降らせるポケモン。ニョロトノと比較するととんぼがえりを使える、素早さが低い、火力が高いといった長所があるためペリッパーを採用。
C特化眼鏡雨ウェザーボールは慎重HD特化チョッキガオガエンを低乱数一発。初手でガオガエンを倒してしまえば、ニョロモが白い霧を展開する必要はなくなる。
初手とんぼ返りで無事に退却できた場合は、トリルアタッカーとしても戦力に数えられる。
・選出
相手にガオガエンがいる→初手ニョロモ+ペリッパー、裏リオル+白バド
……ニョロモで白い霧を展開→リオルと白バドを並べてまねっこトリルを狙う。ほとんど白バドのワンマンアーミーになるが、威嚇無効白バドが案外強いので割と何とかなる。
相手にガオガエンがいない→初手白バド+リオル、裏ツンデ+ウーラオス
……時間切れの場合もこの選出。初手白バドダイマックスが多い。相手に威嚇がいなければ白バドは止まらない……と思いきや負けるときは負ける。
ほかには初手ツンデ+リオルのパターンや対トリパで初手からウーラオスを出すパターンがある。ニョロモは初手以外では出さない。
・感想
恥ずかしながら統計を取っていないものの、肌感覚で言えば思ったよりニョロモの選出率・勝率は悪くない。特にガオガエンの採用をもって白バド対策を十分と考えている相手には滅法強い。
ただ、白い霧のためだけにニョロモとペリッパーを採用しているため無対策で放置された穴も多い。たとえば催眠耐性*4は皆無であり、リザードン+エルフーンやイベルタル+キュワワーなど白バドを1ターンキルしてくるコンボへの対策もない。また、ソルガレオや日食ネクロズマ、メタグロス、ディアルガなどに対しては白バドは元々分が悪いうえに、それをどうにかしてくれる味方もウーラオスくらいしかいないので限界がある。
一応、レンタルパーティを公開しました(0000 0008 1YKF TW)。興味がある方は使ってみてください。上記のように厳しい相手は多いですが、動かしやすさと試合時間の短さはいい感じだと思います。
それでは今回はこれで締めさせて頂きます。お読みいただきありがとうございました。