ざわさん考案の↓をやってみようという第9回。
使用させて頂いた診断↓
前回は↓
今回からは気軽に書けるように一匹ずつにします。
さて、今回のお題はキノガッサ。
ガラル未入国ポケモンの一体。言わずと知れた命中率100の催眠技「キノコのほうし」の使い手の中では最も素早さが高く、最速で実数値134を誇るポケモン。こだわりスカーフやローキックを使うことで最速130族の上を取ることができる。
第四世代で特性ポイズンヒール、第五世代で隠れ特性テクニシャンが追加され、その第五世代で全盛期を迎える。無対策の相手を一方的に嵌め倒すことができるポイズンヒール型、破格の対面性能を誇るテクニシャン型という択を生み、対策必須ポケモンの代表格として君臨しつづけていたように記憶している。
私がいわゆる「三値」を知ったのも第五世代なので、「キノガッサ=対策必須ポケモン」というのはとりわけ強烈に印象に残っている。というより役割論理において「環境因子」としてねごと採用の原因になっていたり、やるきデリバードがキノガッサに強い(!?)というようなネタポケwikiの記述があったりといったような諸反響の印象が強いのかもしれない。
第六世代ではローキックの威力上昇、「ぼうじんゴーグル」の追加、くさタイプにキノコのほうしが無効になる仕様、ねむりターンが交代でリセットされない仕様など様々なテコ入れがあった。切断対策なども含めて第六世代はポケモンのネット対戦に関するイメージがだいぶクリーンになったという肌感覚がある。……が、やりすぎだったのは天敵・ファイアローの追加。いつでもどこからでも優先度+1のブレイブバードを打ち出す凶鳥は、キノガッサどころか他の多くの罪なき飛行弱点ポケモンを淘汰してしまった。
といっても腐っても元対策必須ポケモン筆頭、強化されたがんせきふうじなどもあり、対策不十分の相手をカモにするだけの実力は消えなかった。
まあ本格的にネット対戦やるようになったのが8世代の私には、これといった思い出は少ないが……(6世代の頃は隠れ特性のファイアローを持っていなかったため、ランダムフリーバトルでキノガッサに三タテされたことがあるくらいか。)
有名な話だが、キノガッサの代名詞であるキノコのほうしは、進化前のキノココのままレベルアップさせないと習得できない(もしくはタマゴわざ)。このひと手間は何なんだろうか……
胴体についている赤い部分が手で、パンチするときに伸びるらしい。性能どころか育成面にもデザインにも癖があるポケモンである。