ポケマスにおけるミヅキ
『ポケットモンスター サン・ムーン』の主人公として参戦。同じく主人公としてヨウも参戦しており、どちらがリーリエ・グラジオ・ハウらとともに冒険したか、あるいはウルトラビースト関連の騒動をおさめたか、などは明言されていない。*1悪の組織編が完結してもこの姿勢は一貫しているので、このままでいいんだと思う。
声を演じるのは三森すずこさん。ポケマスのヨウが大人びているのに対し、ミヅキは純真無垢で天真爛漫な性格。特にヨウがロイヤルマスクの正体を知っていることに対し、ミヅキはロイヤルマスクの正体を知らずに応援しているという違いがわかりやすい。
いつも笑顔だが、考え事をするときは真顔になってしまうらしい。
ミヅキ&モクローは、ヨウ&アシマリと共に2023年12月現在「最後の(ガチャ産)進化可能バディーズ」。進化前後でバディーズ技のタイプが変わってはいけない*2という制約上、ジュナイパー専用Zワザ「シャドーアローズストライク」は扱わず、リーフブレードを使う。
2023年のイーブイの日(11/21)には、ブラッキーをバディにして登場し、ついにZワザ(ブラックホールイクリプス)を披露した。
質実剛健な実力派くさアタッカー ミヅキ&ジュナイパー
ミヅキ&モクローから進化できるミヅキ&ジュナイパーはくさタイプのアタッカー。
進化することで「たいあたり*3」が「かげぬい*4」になり、自身の火力アップ条件である「交代禁止状態」を自力で付与できるようになる。
モクローのままの運用は厳しく、進化石も今や稀少なアイテムではないので、よほどのことがない限りはジュナイパーに進化させたほうが良い。
しかし、よほどのことがあるのかモクローのまま運用している猛者も多い。
くさタイプのアタッカーは、
- 初期実装の恒常バディーズとは思えない自己完結性能を誇り、最近はメガシンカを獲得しながら今なお一線で活躍し続けるユウキ&ジュカイン
- 自己バフの速さに、全体化するBD技がド派手なフェス限定のマサル&ゴリランダー
などがおり、テクニカルにも目を向けると
- 恒常でありステータスは低めながら、晴れ状態では無類の強さを発揮し、自身も稀少な晴れ要員であるマジコスエリカ&リーフィア
- ワザミ*5
- 相手全体にくさ抵抗ダウンに防御下降という法外なシンクロ技を持つ一方、急所は外さないしゲージも使わないというとにかく何もかもが強いマスターバディーズ、セキ&リーフィア
といったように話題には事欠かない状況となっている。
そんな中でミヅキのスペックを一言で評するとすれば、「様々な意味で安定感のあるくさアタッカー」。
高威力・確定急所のバディーズ技
ミヅキ&ジュナイパー最大の特徴はなんといってもバディーズ技。
「キラキラ光る笑顔のリーフブレード」は急所に当たりやすい効果を持つ。通常のバディーズ技は急所率+3で使用しても急所に当たる確率は8割だが、ミヅキ&ジュナイパーのバディーズ技は急所率+2で使用すれば確定急所。
急所に当たりやすい代わりに基本威力が最大240*6と低めだが、バディーストーンボードでその欠点を克服している。
「素早さ↑分B技威力↑」と「相手交代禁止時B技威力↑5」を持つ*7ため、最大威力は一般的なアタッカーと同等かそれ以上になる。これで急所外しの心配がないというのがうれしい。
交代禁止状態
「かげぬい」により相手を交代禁止状態にする。相手の交代を禁ずること自体には何の意味もないが、交代禁止状態の強みはその「解除されにくさ」。
相手を交代禁止状態にすればジュナイパーの技威力やB技威力を上げることができるほか、相手の「非変化時~」というパッシブを解除できる。ゴースト弱点を突けることもありレジェンドバトルのユクシーにも有利。
安定した耐久性能
アタッカーながら攻め一辺倒ではなく、耐久アップや回復という性能を持つこともミヅキ&ジュナイパーの強み。
トレーナー技「じーっと狙って!」は自身の防御・特防・急所率を2段階ずつ上げながら自身を回復付帯状態にする優秀な技。
この耐久アップと回復により、序盤にスピードスターなどで軽く被弾しても相手のバディーズ技を耐えるような立ち回りが可能。急所率も2段階で足りるため、基本は1回使えば充分な技。だが、回数回復を狙う場合は2割を粘ることになる。ミヅキと一緒にイントロクイズを楽しもう!
また、ボードには「技急所時HP回復4」があるため、長期戦でも継続的な回復が可能。
晴れに依存しない性能
実力を引き出すために天候を「ひざしがつよい」状態にする必要がない、くさアタッカーとしては少し珍しい性能。ミヅキ&ジュナイパーの味方に求められる性能は、「攻撃・素早さランクを補えること」。にほんばれ要員がいなくても編成を組みやすいのはありがたい。
スコアアタックでの活躍見込み
- B技が高威力・確定急所のアタッカー
- 自身で耐久補強と回復ができる
- 晴れに依存しない
というミヅキ&ジュナイパーの上記の強みは、スコアアタックでの活躍も見込める。
B技の威力が高いアタッカーは、サイドの削りが重要なスコアアタックでは評価されやすい。加えて確定急所のため、急所外しの負け筋を減らせる。
スコアアタックでは「タイプが固定されるため編成の幅が狭い」かつ「アタッカーが相手のB技を耐えられるかどうかで取れるポイントが大幅に変わる」。特にくさタイプはサポートも決して多くなく、特に特防アップ要員が極めて少ない*8ため、耐久をある程度自分で面倒みられるミヅキ&ジュナイパーは活躍が見込めるはず。
また、くさタイプは晴れの恩恵を受けるバディーズが極めて多い一方、天候を晴れに変えられるバディーズは決して多くない*9ため、晴れがなくても性能をフルに発揮できるミヅキは編成を組みやすい。
ミヅキ&ジュナイパーは草統べで活躍間違いなし!!……まあルールが出ないとなんともいえないんですが。
運用動画
ミヅキ&ジュナイパーをメインに、天候やフィールドの助けなしで等倍3000ptを攻略するようす。
特殊ルールの「能力ダウン強化」に助けられているとはいえ、ミヅキの実力がなかなか高いことはうかがえると思います。
今回はここまで!草統べで会いましょう!
前回↓
*1:余談だが、「リーリエ(21アニバーサリー)&ルナアーラ」のバディであるルナアーラは、「ほしぐもちゃん」とは別のコスモッグが進化したルナアーラのようだ。だが、そのコスモッグを託したトレーナーがヨウ・ミヅキのどちらなのかや、そもそもポケマス世界におけるほしぐもちゃんがソルガレオなのかルナアーラなのかも明かされていない。
*2:おかげで氷タイプのパウワウや、全8タイプのイーブイがいたりする
*3:ノーマル・1ゲージ
*4:ゴースト・3ゲージ
*5:初のグラスフィールド要員という肩書きの一方で、相手に攻撃後こんらん・バインド・怯みという3種の妨害状態を全て確定で付与する法外な性能からワザゴヒルミとよばれ親しまれるマスターバディーズ、マジコスコトネ&セレビィ
*6:通常(メガシンカなし)アタッカーのバディーズ技は技レベル5で最大300
*7:「B技急所時威力上昇2」もあるが、パネルが遠くて取りづらい
*8:SPガードG(類する技も含め)持ちがマオ&マシェードしかいない
*9:恒常にはマジコスエリカ&リーフィア(日本晴れ)、コトネ&メガニウム(B技後晴れ化)のみ。他はセキ&リーフィア(マスターバディーズ)とマジコスアセロラ&カプ・ブルル(フェス限定)がいる。ただでさえ1組足りないうえに、晴れ要員同士を同じ編成に入れようとすると余計に足りない