トリックルームって強くないですか？？
強いですよね？？
ダブルバトルにおいて味方の素早さを上げるには追い風、ダイジェット、倍速特性の起動（すいすい、かるわざなど）等々いろいろな方法があり、相手の素早さを下げるにもこごえるかぜ、エレキネット、ダイアタック、でんじは等々手段は色々。初手の段階からこちらも相手もそういう選択肢を持ち込んでくる。
自分がダブルバトルをちょっと真面目に勉強し始めた2020年夏ごろから常々感じていたのは、「いたちごっこになるのが難しい」ということ。ランク補正、追い風、天候全部に気を配って、こちらも適切な素早さ操作を用いて有利に立たないといけない。当然、相手も適切な素早さ操作をしてこようとするので、時には択勝負が発生して……
はい。
トリックルームって強くないですか？？強いですよね？？
アームハンマーとか鈍いとか都合よく覚えてることそうそうないし、こごえるかぜもエレキネットもダイアタックも味方に撃てない、味方の場に湿原展開したり味方を麻痺させたりなどなどそういう怪しい方法しかないから、トリックルーム中はそうそういたちごっこにならない。これですっかりトリルパしか使えない体になってしまいました。
相手の努力値配分とかの心配をしなくていいのも大きい。こちらは基本最遅だから、どっちが遅いかはっきりしていることが多い。加えて最遅だと、努力値を耐久に割けるからお得感がある。
ここからはもっと個人的な感想。
トリル依存度が高い構築なら、警戒されるトリルを通す工夫が要る。自分が最初に使い始めたのは、有名なブリムオン＋イエッサン。サイコフィールド、このゆびとまれ、マジックミラー、しかもかわいいという盤石な体制で、今なおギミック構築には引っ張りだこ。
ブリムオンとイエッサン両方が高い火力を出せるのも強みの一つだと感じた。退場せずともそのまま殴りに行けるのはターン制限が厳しいトリックルームには嬉しい要素だと思う。
2020秋のグロチャレではパーティにカポエラーを入れていたところ、威嚇・猫だまし・ワイドガードと活躍してくれた。しかし個人的に強いと思ったのはフェイント。相手の「まもる」の択や襷をつぶしつつエースが殴ればトリルターンが無駄にならない。トリックルームとフェイントの相性がめちゃめちゃ良い感じだけど、味方がサイコフィールドを展開すると活用しきれない……という感想を持った。
その流れから、悪戯心「まねっこ」と「フェイント」を両立するリオルってめちゃくちゃ強くね？となった。採用理由がまねっことフェイントだから、先制コーチングというめちゃくちゃ強い要素が「おまけ」に据えられる。強くないですか？？
実戦の中で、「ダイウォール＋まねっこ」でトリックルームを発動すると相手の「ふういん」を無視できることに気付いた。ブリムオン＋イエッサンだと厳しかった相手だ。
リオルえらいな……って3か月ほど言い続けている。まあ隣のツンデツンデの方がえらいという説もあるが……
