ぼくと チーム 組もうよ!
ポケマスにおけるトウヤ
「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の主人公として参戦。見た目はBWの時と変わっていないものの、2年以上前にプラズマ団の野望を打ち破り、親友のチェレンは教師兼ジムリーダー、ベルは研究者としての道を歩み始めている。
レシラムに選ばれた「英雄」であることが示唆されているが、トウヤのレシラムは現在未登場。
WPM編
メインストーリーにおいては、ポケマスの舞台・パシオで開かれるチーム戦大会「WPM」に出場するにあたり、かつて一緒に旅に出た親友のチェレン、そしてバトルサブウェイで知り合ったさすらいのバトルガール*1のトウコとチームを組み登場。
世界を彩る数式
N&ゼクロム初登場時のストーリーイベント「世界を彩る数式」においてはメインキャラとして登場。パシオの場でNと念願の再会を果たし、伝えられないまま抱えていた彼に対する思いをぶつける。
復刻の暁には、ぜひ一度読んでいただきたいエピソード。
真夏の空に願いをこめて
2022年夏のイベント「真夏の空に願いをこめて」には、お祭り衣装に身を包んだトウコ、Nとともにメインキャラとして登場。
一人だけ普段着ではあるものの、トウコ・Nを夏祭りに誘ったのがほかでもないトウヤであり、絆を深めていく二人を温かく見守っていた。
例年通りのスケジュールであれば、おそらくこの夏復刻するであろうイベントなので是非読んでいただきたい。
悪の組織編・イッシュ編
前編では、プラズマ団のアジトからNの窮地を伝えに来たゲノセクトを仲間にし、N救出に向かう。
そして後編では、Nのゼクロム・レシラムを吸収させ完全体のキュレムを完成させようとするゲーチスに対し、なんと「もう1匹のキュレム」を繰り出すことで仲間の窮地を救った。
原作同様落ち着きのあるクールな外見に、ポケマスにおける彼の友達思いで心優しい性格にマッチした皆川純子さんのボイス、それにエピソードで時折見せる満面の笑顔が彼の魅力。
トウヤ&ダイケンキ
恒常排出の☆5バディーズの一角だが、その性能は強力にして唯一無二。
ガチャから出た時点ではミジュマルだが、イッシュをともに旅したダイケンキを育て屋に預けて見つかったタマゴらしい。レベルを上げるとダイケンキに進化できる。*2
ひとりじゃない!
彼の最大の特徴はトレーナー技「ひとりじゃない!」。味方全体の攻撃を最低でも3段階上げる技*3だが、技レベル*4を3にし、バディストーンボード*5を強化することで、味方全体の急所ランク2段階上昇の効果を追加できる。
ポケマスのランク補正は原作同様、攻撃6段階・急所率3段階が最大。つまりトウヤはトレーナー技を2回使うだけで味方全体の攻撃・急所率を最大強化できるのだ。
味方全体の攻撃と急所率を上げられるバディーズは多いが、トウヤのようにたった2回で完結させられるバディーズは存在しない。
それだけでも唯一無二であり十分強力なのだが、それだけではなく彼はサポートとして是非欲しい要素を数多く自分で賄うことができる。以下に列挙していく。
スピーダーG
味方全体の素早さを上げる。ポケマスにおける素早さは、攻撃などに必要な「わざゲージ」の回復速度に関与するため、全体素早さアップは様々な編成において重宝する。
加えて、素早さが上がることで通常技やバディーズ技の威力が上昇するバディーズは多いため、そうした味方とは特に相性がいい。
全ダウン無効
パッシブスキル(初期所持スキル)。いわゆるクリアボディ。ポケマスにおいて相手が能力を下げてくるステージは難所が多いため、心強い。
急所無効
バディストーンボードで取得可能。ポケマスにおけるサポートの必携スキルであり、多くのサポートがポテンシャルとして獲得すべく限りあるしっとりクッキー*6を貪っているなか、クッキーに頼らずバディストーンボードで確定で獲得できるのはうれしい。
おそらく原作における隠れ特性「シェルアーマー」の再現。ありがとうシェルアーマー。
ただ素材の節約になるというだけではなく、ポテンシャルを「急所無効」以外にする選択の余地があるということでもある。状態異常やひるみ、電気技などに耐性をつけるもよし、BC加速やゲージ回復など強力なスキルを付けるもよし。
ひとりじゃない!:技後防御アップG1
前述の「ひとりじゃない!」に、味方全体の防御1段階上昇の効果を追加する。必要な手数を増やさずについでに防御を補えるのはけっこうありがたい。
無傷登場時こらえる
「きあいのタスキ」を思わせるスキル名だが、実際は試合開始時にHPが満タンでさえあれば「こらえる状態」となり、ある程度体力が削られてからでもHPが0になることを一度回避できる。
攻撃を受け止めるサポートとして、純粋に受けられる攻撃が一発増える効果であり心強い。
BSB例
ここまで紹介したトウヤのスキルを全て取得できるバディストーンボードのサンプルを下に掲載する。
もちろんボードにはほかにも魅力的なものがあり、たきのぼりの怯み確率上昇や、アクアテールの防御ダウン確率追加などがある。
このようにトウヤは、物理アタッカーの強化をあっという間に済ませる唯一無二の性能を持ちながら、サポートとして是非備えておきたい能力についても抜かりない。次回物理技ブーストや次回消費ゲージ0といったフェス限定バディーズのような派手な要素こそないものの、本当に必要な機能をしっかりおさえる姿はさながらアイリスオーヤマの家電のようであり、まさしく機能美の極致である。
今回はここまで。
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